秘曲 笑傲江湖(しょうごうこうこ)

著：金庸
監修：岡崎由美＼訳：小島瑞紀
出版：徳間書店

知っている人は知ってる金庸の武侠小説。
中国語圏で知らない人はいないといわれる作品です。

全7冊をほぼ1日1冊のペースで読んでしまった。
薄い本じゃないのに・・・。
それくらい面白いしテンポも良いってことで。
おかげで一週間寝不足状態。
つらかった・・・。

基本的には「剣法を修行している主人公が事件に巻き込まれて」というストーリー。
なのだけど、出てくる陰謀がいっぱい色んな人が思惑を持っているものだから意外と複雑。でも、エンターテイメントに徹しててテンポが良かったする。
しかも、主人公は出てくるのが途中だし、最初に出てくるのは他の作品なら文句なしの主人公なキャラ。
話を分けて複数の小説が数本かけそうな感じです。
それなのにしっかり伏線は回収して、最後は綺麗にまとまっている。
感想を一言で言うなら「金庸って凄い」。
他の作品も読んでみたいけど・・・寝不足を解消したいのでしばらくはパスかなw

こっち(こっちがオリジナル)にはあこがれないなぁｗ
尊敬するのは、やはりあっちで。