自分たちの決定に責任を持ってしたがうことができるかの問題

リーダークラスの会議での総帥の一言。

社員旅行は海外ではなく国内が良いという意見が良く聞かれるようになった。
そこで、前回の会議でどうするべきか話し合った。
会議の参加者は国内派の方が多かった為、国内に国内にという方向で話が進んでいった。
しかし、出た結論は「国内外問わずに、行き先アンケートを取る」というものであった。
案としては「海外は2,3年に１回」とすべきと言う物もあったが、会議における決定は上記のアンケートのみである。

幹事によるアンケートが行われる。
アンケート結果は「海外」
国内旅行になりそうな社内の空気ではあったが、結果は「海外」だった。

社内の空気と結果の相違。
幹事のメンバーは悩んだ末に、国内派の多いリーダークラスの会議に「アンケート結果が海外になりました。国内が良いという人も参加してもらえるようにご協力ください。」との文書を提出する。
その文書により「会議を欠席しているリーダークラスの人間に幹事に協力してもらえるように説得するには？」という方向に会議が進んだ。所々で「海外なら行かない」という発言もでる。
そんな中の総帥の一言。

そんな議論も発言も要らない。
責任を持った行動が出来るか否かだよ。